Qurata
Kenji
倉田健次
岐阜県高山市出身。映画監督/シナリオライター/CMディレクター/小説家。
次世代を担う新しい映像作家の発掘/支援、映像文化への貢献の為、全世界から受賞者が選出される
サンダンス映画祭「サンダンス・NHK国際映像作家賞」にて『彼女のSpeed 』グランプリ受賞。
倉田健次監督クラス
次世代を担う映像作家の発掘/支援、映像文化への貢献の為、全世界から受賞者が選出される「サンダンス・NHK国際映像作家賞」にて『彼女のSpeed 』グランプリ受賞。『ピカレスカ~Novela Picaresca~』、『EVERYTIME WE SAY GOODBYE』では多くの海外映画祭にてグランプリを獲得し、国内外の国際映画祭にて23冠を受賞。近年では連続テレビドラマ『ふたりモノローグ』(主演:福原遥 柳美稀 山本彩 他)シリーズ全話の監督/脚本を担当し好評を博す。新作『さよならドロシー』(出演:中島琴音 水野美紀 石倉三郎 他)が完成し、国際映画祭出品予定。原作/脚本作品として『Bad Moon Rising』(主演:菅田俊)、『君がいなくちゃだめなんだ』(主演:花澤香菜)、「藍色少年少女」「MANKAI MOVIE『A3!』」監督/脚本、「アイカツプラネット!」実写ディレクター、「君がいなくちゃだめなんだ」原作小説/脚本、等。
倉田監督クラスでは、脚本家ならではのご自身で書き下ろしたオリジナル台本を、生徒のレベルを見てご用意して下さっています。
課題として自宅で覚えて来るのではなく、その日に用意していただいた台本を時間内に覚え、台本を離して演じるという形を取っており、役者の脚本理解能力を高めていくクラスです。
難易度の高いクラスですが、回数を重ねる度に自分の台本との向き合い方、演じ方に、変化を感じるクラスです。
段階を踏んだ指導方法を取って下さっておりますので、継続して受講されることをお薦めしております。
・倉田健次さん最新情報
米国アカデミー賞公認・アジア最大の国際短編映画祭【Short Shorts Film Festival & Asia2024】にて、
新作『十日と永遠 ~10 days to Eternity~』がノミネートされ、2024年6月14日に上映(国内初お披露目 オンライン配信もあり)
https://www.shortshorts.org/2024/program/aj/aj-9/10-days-to-eternity/
脚本担当 映画『DitO』2024年7月26日より全国順次公開
出演 結城貴史、田辺桃子、尾野真千子、マニー・パッキャオ(特別出演)
[開催日時]
2024年
6月30日(日)13:00~17:00
[場所]
JR山手線 恵比寿駅近くのスタジオ
※参加者には詳しい場所をお知らせ致します。
[受講料]
受講料 7,500円(税込)
※参加費は指定口座へ事前振込になります。振込手数料はご負担下さい。
※クレジットカードをお持ちの方はWeb,スマホ決済も可能です。( Visa / Mastercard / JCB / American Express / Diners Club / Discover)希望の場合は事前にお知らせ下さい。
※ご自身の都合によるキャンセルは振替対応しておりません。
※原則として、一度振込んだ金額の返金は致しておりません。
※応募先着順で仮予約~指定された口座へ指定日までに振込みを完了すると本予約確定になります。
[応募締切]
受講日3日前まで
それまでに定員に達した場合はその時点で締め切ります。
倉田健次 / qurata kenji
2011年、多くの日本代表を世界で優勝させたミス・ユニバース ナショナルディレクターのイネス・リグロンのプロデュースWEB連続ドラマ『魔法使いのレッスン』(主演:谷村美月、星野真里、宮地真緒)全14話の原作/脚本/監督を担当。放映後、働く若い女性を中心に好評を博す。
2013年、監督/脚本の震災復興支援長編映画『リトルウィング-3月の子供たち-』(主演:河合龍之介、菜葉菜、結城貴史、寺島進、菅田俊)劇場公開。ハリウッド開催「JAPAN FILM FESTIVAL in LOS ANGELES」正式招待、山形国際ムービーフェスティバル特別招待上映等、日米各地で公開。
2016年、原作/脚本/監督『EVERYTIME WE SAY GOODBYE』が米国アカデミー賞公認・アジア最大の国際短編映画祭である「SHORT SHORT FILM FESTIVAL & ASIA 2016」オーディエンスアワード受賞。
又、福井映画祭10thグランプリ受賞、アメリカUNDEREXPOSED Film Festivalグランプリ&BestNarrative AWARD受賞、山形国際ムービーフェスティバルにて準グランプリ受賞、その他セルビア映画祭やアテネ国際映画祭特別正式招待など、世界各地での受賞と上映オファーが続いている。
脚本作として、京都アニメーション大賞脚本部門にて『風に逆らう魂のはな』奨励賞受賞。原作/脚本『Bad Moon Rising』(主演:菅田俊)がシンシナティ映画祭、バハマ国際映画祭コンペ部門正式出品。原作/脚本『君がいなくちゃだめなんだ』(主演:花澤香菜)、その原作小説『Waltz for Life WillBorn』がAmazon戯曲/シナリオ新着1位、売れ筋2位を記録。
CREACT「Special+」インタビュー
Q1:仕事する上でご自身の中で大切にしている事はありますか?
脚本執筆の場合、そのテーマが、その筋が、そのセリフや心象が、この世界に本当に必要かどうかを己に問いながら描きます。監督の場合、現場で働く全ての人間が働きやすい環境を創る事こそが監督の唯一の仕事と思っています。
Q2:「ものづくり」をしていて一番苦しい瞬間・嬉しい瞬間を教えて下さい。
「ものづくり」をしていて苦しい瞬間というものはありません。
「ものづくり」が出来ている瞬間に起きるどれもが「幸いの種」です。
嬉しい瞬間は、描いた脚本がより良く具現化された瞬間、そこに集ったキャスト/スタッフもその瞬間に歓喜する様を垣間見る時です。
Q3:クリエイティブを生み出すパワーの源は?
日々の生活の中で出逢う幸いと、私を支えてくれる素晴らしい隣人たちです。
Q4:あなたの人生に多大な影響を与えた作品は?
映画を始めるきっかけとなった『惑星ソラリス』(A・タルコフスキー監督)
人間心理の巧妙さを知れた『思い出トランプ』(向田邦子著)
人生の奇縁と一筋の光の存在を知った『デカローグ』『ふたりのベロニカ』(K・キェシロフスキ)
Q5:役者を志す者へ、まずはこれを見ろ!という作品は?
特に一本コレ、というものは私からはありません。
しいて言うならば、一日一本以上、年間500本映画を観てもらえたら、自ずと気付きます。
Q6:とんでもなく好きな役者は?
ビル・マーレイ
Q7:今後、一緒に仕事をしてみたいという役者は?
国内外関係なく、どの国のスタッフ/キャストとも鬩ぎ合え、調和をもって取り組める方でしょう。
Q8:一緒に仕事したくない役者とはどんな人ですか?
「役者」という職業を卑下する人間でしょう。そして「役者」以外の職業を侮蔑する人間でしょう。
Q9:役者という職業に対して、「大変だなぁ」と思う事はありますか?
演出サイドの私が言うのも憚れますが、演出家の身勝手な発言、難度を無視した要求に対し、答えねばならない立ち位置に、その重圧に、いつもそう想います。また「役者」もクリエイター。
優れたクリエイターがいつの世も成功するとは限らないシビアな世界である事、「役者」はその世でもより存在の困難さを抱えた職。真摯に「役者」を続ける事こそ一番の難事と想っております。
Q10:これからの役者へ、CREACTを受講される役者へ向けてメッセージをお願いします。
【役者】という存在。
この世界で【役者】とは一体どのような役割を担っているのでしょうか。
【役者】とは、他者を演じ、他者の人生を歩み、
他者の喜怒哀楽を誰よりも深く知る行為を行える者。
そして監督、演出家、脚本家にとって【役者】は無くてはならない存在。
私にとって【役者】とは【聖職】に近しいものと捉えています。
いつの時代も観客を、世界を魅了してきたのは
【役者】の卓越した演技から生まれた奇跡の瞬間でしょう。
どうぞ心曇らせず【役者】のレゾンデートル(存在理由)を共に探究しましょう。