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葉名恒星監督 特別ワークショップを開催しました!


初監督作 映画 2018 年 映画『愛うつつ』(脚本/監督/編集) が、カナザワ映画祭 2019「期待の新人監督」ノミネート・第 20 回 TAMA NEW WAVE コンペティション部門ノミネート

次世代を拓く日本映画の才能を探して 選出など評価され、2020 年 映画『きみは愛せ』(脚本/監督)では、カナザワ映画祭第一回スカラシップ作品・ 第36回高崎映画祭「監督たちの現在(いま)」選出、2023 年 映画『きみとまた』(脚本/監督)、またドラマ 2024 年 BS松竹東急 土曜ドラマ『アイドル失格』、企業広告ムービーなど様々な映像作品で脚本・監督を務める葉名監督にお越し頂き、俳優の為の特別ワークショップを開催致しました。




初心者クラスと経験者クラスと、テーマを分けて、ワークショップ用にそれぞれ事前台本を準備してくださり、受講者それぞれが緊張の面持ちで参加されました。


スタートする前に、このワークショップでやる事、趣旨、ハラスメントに対する事項など受講者に優しく伝え、

「4時間しかないので、早速演技をしていきましょう! 」



今回は3人芝居のオリジナル台本でした。

2人との関係性から、もう1人が入って来て変わる人間関係の微妙な変化が見られます。


映像の監督らしく、スタジオのあらゆる方向に動いて、様々な視点から演技をチェック。



まずはそれぞれが考えてきた事をチームに分けてディスカッションしてから演じてもらい、どう考えてどう演じたのかを監督にも伝えます。


恋愛三角関数の微妙な役の状況で、それぞれの「居方」がとても難しいです。

本当にそこの場所で、その居方なのか…それぞれが考えて動きます。



「どういう理由で、そこにいるのか?」

「どういう理由で、そう動いていたのか?」

行動原理を話し合います。


とても繊細に演者の芝居を見てくれています。


受講者の言葉にも耳を傾けて、

「それでは、こういうアクションで相手の影響を見てみるのはどうでしょう?」

と演出が入ります。




時間内いっぱい、それぞれのチームが考えて再びチャレンジをしてきます。

皆さんが演出家の意図を聞き、演出側の見え方を聞いた上でトライを重ねシーンを創っていきます。


俳優それぞれが考えてきた芝居に、監督の視点が加わり、どんどん良いシーン、芝居に変化してきました!






受講者の声①

私のやりたいことと、実際にやってみて出てきた感情をうまく混ぜ合わせて成立する芝居にもっていってくれたことに感動しました。今まで相手によって演じ方が大幅に変わることがなかったし、キャラの解釈が少し変わることもなかったので新鮮でした。


受講者の声②

今回のワークショップのテーマは言語化。 実際に自身の演技を振り返り、言語化していくと役に対してまだまだ不確実な事が多く、それが演技にも表れてしまっているのかと実感します。 言語化できるほどまでの追求力が不足している、言語化こそがより深く役を掘り下げていくことへの一歩であると感じました。


受講者の声③

とても丁寧に柔軟に接して頂き、こちらが提示して演技をベースに演出を頂いて、背中を押して頂いた感じがしました。柔らかくも核心をついた演出を頂き、次回にむけた意欲になりました。ありがとうございました。



葉名監督の俳優に対する丁寧な姿勢がとても受講者に響く良いワークショップとなりました。

わざわざクリアクトへお越し頂きありがとうございます!



次回の特別ワークショップはこちら

<10月 須貝英さん 脚本読解ワークショップ>



役者の為の演技トレーニングスタジオ「CREACT -クリアクト-」

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