殺陣クラスを短期集中で開催しました!
ハリウッドで「SHOGUN 将軍」がエミー賞受賞し、今、日本の文化に注目が集まっています。
日本人俳優として殺陣(たて)は必要な技術のひとつです。
殺陣(たて)とはドラマや映画、演劇などで俳優が格闘したり、刀を用いての立ち回りの事を指します。
そして、世界に発信できる日本人特有の「伝統や精神」が詰まっている誇るべき文化です。
こればかりは、やったことない人・経験のない人には、なかなか役をつかむチャンスすら巡ってきません。その逆で、やったことある人、継続して鍛錬している人には、いつかチャンスが巡ってくる世界です。
クリアクトでは、2024年入会者限定で「殺陣クラス」を3ヶ月間限定で開催しました!
講師は、舞台『戦国BASARA』、ミュージカル『刀剣乱舞』、『NARUTO-ナルト-』など数々の舞台で大活躍の俳優・中村誠治郎さんをお招き致しました。
近年は殺陣師、アクション指導としても活躍されている一流講師です。
殺陣未経験者ばかりでしたので、
はじめは基本的な、所作や刀の持ち方、振り方などを地道にトレーニング。
そもそも帯の結び方すら初めての方が多く、皆さん四苦八苦されておりました。
そして徐々に立ち回りをつけて、1vs1から1vs2など手をつけていきます。
立ち回りの手を覚えるだけでも必死でしたが、
毎週のように繰り返しクラス受講する事で、ぐんぐん皆さんの成長が目に取れました。
講師からは舞台上で起こり得る事故にならない為の注意点や、刀の振方を丁寧に伝えてくださいます。
「その振方は危ないよ!こうしちゃうとここが相手に当たる危険があるから」
また剣を使わない無手アクションの指導も同時に進めて、剣がある際と、ない場合も役を生きる動きを教えくださいました。
あとは、経験豊富な中村誠治郎さんらしく、
「基本の基本は伝えたので、ここからは役者として、役を演じていきましょう」
「他では絶対に習わないとは思いますが…」と前置きをし、
その人物に沿った剣の振方や、歩き方、避け方などなど、基本から崩した「かっこよさ」を追求してくださいました。
「みんな俳優なんだから、演じよう!」
舞台上で映える立ち回り、抜刀、納刀、その他細かいことまで、一人一人が現場に入った際に困らないように伝えくださいました。
受講者の皆さんにそれぞれ、立ち回りの「真」を演じてもらいます。
最終日には、1vs5の高度な大立ち回りにチャレンジ!
「この立ち回りには、高度なテクニックがたくさん入ってます。」
「役で舞台上に立とう!今はまだ殺陣教室の感覚のまま立ってるよ!」
と歩き方、剣を避ける際の表情、動きなどを「役者」として指導してくださいます。
3か月間の短期集中でしたが、とても実のある鍛錬の場となりました。
講師の中村誠治郎さん、本当にありがとうございました!
これを機に、受講者の皆さまが現場で殺陣を使い、また更なる活躍の幅を拡げて下さることを願っております。
役者の為のトレーニングスタジオ「CREACT -クリアクト-」
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